Akaria Standard ProcessorsのNS Familyは、RISC-Vベースの汎用CPUで32-bit/64-bit各種のラインナップをご用意しております。

NS FamilyはISO26262のASIL Dをはじめ様々な規格に対応する機能安全機構を備えた高効率なプロセッサとして、性能・効率、コスト、品質・サポートといった面でお客様をサポートしていきます。

 

【性能・効率】

NS FamilyはNSITEXEが誇るプロセッサアーキテクトを中心に設計されております。ISAはRISC-Vというオープンなものを利用しておりますが、その実装面においては、長年の経験を活かし洗練されたマイクロアーキテクチャで非常に高効率に開発しております。

【コスト】

オープンな仕様のRISC-Vベースのため、ユーザは多数ある開発ツール・ソフトウェアの中から自由に選択ができます。また、お客様のプロジェクトに合わせた柔軟なライセンス体系により、コストベネフィットを提供します。

【品質・サポート】

車載品質に対応しISO26262 ASIL Dをサポートできる、機能安全機構と高い品質を提供します。また、自社で全てCPUは設計しておりますので、お客様の開発時にも迅速なサポートが可能です。

 

現在のNS Familyには、NS1, 3, 5, 7の4つのシリーズがあります。

NS1シリーズは小型・低消費電力のNS Familyで最もコンパクトなCPUになります。NS3シリーズは、高効率の制御用の32-bit CPUになります。NS5シリーズは組込みシステム向けのハイエンドな32-bit CPUになります。NS7シリーズは現在のNS Familyで一番高性能な64-bit CPUになります。

どのプロセッサにも基本機能に加えて、機能安全対応したCPUを提供します。

また、浮動小数点演算器(FPU)やベクトルプロセッサのオプションも搭載可能です。

豊富なラインナップとオプションにより、産業用途から車載まで幅広く対応が可能です。

 

NS Familyを無償で評価する環境 Akaria NS BSP (Board Support Package) もご用意しております。
Akaria NS BSPでは、NS FamilyのFPGA用bitstream、評価用ソフトウェア、開発ツールチェーンを無償で公開しております。

NS Familyのマニュアル等公開ドキュメントについてはこちら。

 

RISC-Vについて

RISC-Vは2010年カリフォルニア大学バークレー校にて開始のオープン標準のISA(Instruction Set Architecture)です。

RISC-Vについてはこちら