- RISC-V 32bit General Purpose Tiny Core
- ISO26262:2018 ASIL D compliant SEooC IP
- パートナー企業と連携したRISC-Vソリューション
◆ RISC-V 32bit General Purpose Tiny Core
NS31Aは、32-bit RISC-V ISA (RV32IMAFC) を採用した、4段パイプラインの汎用CPUです。自動車用途に求められるISO 26262 ASIL D要件を実現する機能安全機構を搭載、AUTOSAR Platformの適用を想定した特権モードのサポートにより自動車用途をはじめ各種組込みシステムの制御に最適な高効率CPUになります。
命令Cacheとローカルメモリサイズはコンフィギャラブルでアプリケーション毎にカスタマイズ可能です。また、 RV32IMAFC 拡張とRISC-V標準の割込みコントローラ(ACLINT/PLIC)により、ソフトウェアの最適化、移植性の向上に大きく貢献できます。
◆ ISO26262:2018 ASIL D compliant SEooC IP
NS31Aには、メモリの誤り訂正コード(ECC:Error-Correcting Code)やロジック部のデュアルコアロックステップ機構、バスのプロトコル診断機能(EDC:Error Detection and Correction)などハードウエアランダム故障を検出する機能が統合され、外部に特殊な安全機構を追加せずにASIL Dの安全要求を達成することが可能です。
◆ パートナー企業と連携したRISC-Vソリューション
NS31Aのソフトウェア開発環境としては、RISC-V対応のオープンベースのツールを利用する事が可能です。機能安全に対応した開発を行う場合は、IAR Systems社の「IAR Embedded Workbench for RISC-V」がNS31AをCore Supportすることで、標準でご利用できるようになります。
IAR Embedded Workbench for RISC-Vについて
NS31Aを評価する環境として、FPGA用bitstream、開発ツールチェーン、評価用ソフトウェアを ”Akaria NS BSP (Board Support Package)” として公開しております。
Akaria NS BSPを利用することで、誰でもどこでも無償でNS31Aを評価する事が可能です。
また、これらをワンパッケージですぐに使える環境として、萩原エレクトロニクス様からNS31A Entry Kitが販売されています。
◆ ドキュメント
NSITEXE Akaria
Akaria Processor
Akaria Standard Processors: NS Family