Secure-IC社とNSITEXE社、Cyber-Physical Systems(CPS)向けの最新鋭 セキュリティソリューション共同提供への パートナシップを締結

ASIL D対応RISC-Vプロセッサコアと自動車向けハードウェアセキュリティモジュール(HSM)を含む、ネットワークセキュリティサブシステムなどのコラボレーションを展開します。

Secure-IC社は、セキュリティプロテクション技術による、組み込み向けサイバーセキュリティソリューションの世界トップクラスのプロバイダです。

NSITEXE社は、セミコンダクタIP、とりわけ様々な産業分野に適用可能なハイパフォーマンスプロセッサコア開発のエキスパートが集まったIPベンダです。

現在、インフラストラクチャーレイヤでの潜在的なサイバー脅威(局所的なものからプラットフォームや通信に至るまで)に対して、スケーラブルかつ簡単に実装が行える防御手段がないと考えております。

世界的なIoTの普及により、システムは、DDoS攻撃のようなネットワーク経由での攻撃や直接的なフィジカルアタックなど無数の攻撃に晒されております。このような攻撃により、悪意のある操作を可能にし、システム全体が危険にさらされる事態になっております。

すべての機器は、ネットワークへの繋がる可能性があり、サイバー攻撃に晒される脅威も急速に広がりつつあります。

IoTセンサデバイスからPCや重要なインフラシステムといったすべてのシステムは、安全な手段にて、接続性とネットワークアクセスの信頼性を保証する必要があります。

自動運転時代における自動車分野においては、セキュリティはまさに重要な要素になっています。

前述の課題を解決するために、Secure-IC社とNSITEXE社は、双方の技術を持ち寄り、以下の重要なソリューションをご提案します。

CPS向けネットワークセキュリティサブシステム

  1. TLS1.3/SSL、 Deep Packet Inspection、Chain of Trust、セキュアブート、セキュアファームウェアアップデート、暗号化高速技術 等を含みます。
  2. “0-day attack”をリアルタイムに防ぐ、Secure-IC社のCyber Escort Unitにより拡張 されたNSITEXE製RISC-V プロセッサコア
  3. 自動車アプリケーション向け統合型ハードウェアセキュリティモジュールV2X、ADAS、ゲートウェイ、パワートレインなどのアプリケーション向けの鍵管理、暗号化サービスを含みます。

Secure-IC社とNSITEXE社は、今後Webinarにて上記コラボレーションをご紹介する予定です。

ハッサン・トリキ Secure-IC社 プレジテント&CEO
“Secure-ICは、サイバー・物理攻撃 向けシステムセキュリティ分野における重要な問題をNSITEXE社と取り組む事ができ、大変光栄です。両社は、双方が持つ、テクノロジポートフォリオ、地理的なカバー範囲と企業文化より非常に強い相乗効果を生み出す事と期待しております。”

新見幸秀 エヌエスアイテクス社 CEO
“セキュリティは、自動車などのアプリケーションにおいて、重要な要件になっております。この課題解決を実行するためにも最新鋭のセキュリティテクノロジ技術をもつSecure-IC社と共に取り組む事は、光栄であります。”

Secure-IC社
組み込みシステム向けのサイバーセキュリティ業界でのリーダシップとして、最高クラスの保護技術、統合型セキュアエレメント、セキュリティIP(SecuryzrTM)、セキュリティ保証と認証準備評価ツール(Laboryzr TM)及び、専門知識とセキュリティ評価サービスを提供しICライフサイクルセキュリティを顧客と共に取り組む事を図っております。