DFP(Data Flow Processor) DR1000C

機能安全ISO 26262 ASIL D Ready認証
RISC-V Vector Extension搭載プロセッサ

  • 制御マイコンの高負荷処理をオフロード
  • ベクトル演算器搭載MIMD型プロセッサ
  • 自動車向け機能安全規格ISO 26262 ASIL D Ready認証取得

◆ 制御マイコンの高負荷処理をオフロード
DR1000Cは、セーフティクリティカルシステムをターゲットとした組込みシステム向け制御マイコンに求められる高負荷演算処理(モデル予測制御やAI推論、センサー処理等)をオフロードするのに最適な並列プロセッサIPです。最大16個のハードウエアスレッドがベクトルプロセッサを効率的に使用することで非常に高い電力性能を実現しています。DR1000Cは車両制御をはじめ、FA等の産業機器、RADAR等のセンサー処理など、様々な組込み領域のアプリケーションに適用可能です。

◆ ベクトル演算器搭載MIMD型プロセッサ
RISC-V 32bit(RV32I)準拠のスカラプロセッサ(SPU)4つがマルチスレッド動作する事により、Multiple-Instructionを構成し、RISC-V Vector Extensionベースのベクタプロセッサ(VPU)がMultiple-Dataを構成し、MIMD(Multiple-Instruction Multiple Data)を実現します。4スレッドの各SPU4つで最大16スレッドでVPUを共有する事により、VPUの稼働率を高め、組込みシステムに最適な高効率化を実現します。各SPUを制御するコントロールコア(CCU)や割込み、タイマ等のペリフェラルをコンポーネント化したプロセッササブシステムのIPになります。

 

◆ 自動車向け機能安全規格ISO 26262 ASIL D Ready認証取得
DR1000Cには、メモリの誤り訂正コード(ECC)やプロセッサ部のデュアルコアロックステップ機構、バスのプロトコル診断機能、自己診断用のエラー注入及び各エラーのホストへのレポートやステータスを管理するエラーマネジメントユニットなどハードウエアランダム故障を検出する機能が統合され、外部に特殊な安全機構を追加せずにASIL Dの安全要求を達成することが可能です。高い性能の核となるベクトルプロセッサ部は実行するアプリケーションの性能要求とASILによってロックステップ診断とソフトウエア診断を切り替えて使用でき、あらゆるユースケースへの対応が可能な汎用性の高い仕様となっています。ロックステップ診断を使用することでASIL D基準、今後リリース予定のソフトウエア診断ライブラリと組合せることでベクトルプロセッサの演算能力をフルに活用しながらASIL C基準を達成することが可能となります。

同じくASIL D準拠で開発中のDR1000C-SDK(Software Development Kit)が提供する安全で正確なスレッド制御やメモリ保護・時間保護機能及びISO 26262に準拠したツールチェーンを活用することで、ユーザーはアプリケーション開発に専念することができ、開発期間を短縮することができます。SDKに含まれるスレッド制御ソフトウエアにはリアルタイムタスクの優先実行やスレッド実行監視などセーフティクリティカルシステムで必要な様々な機能が備わっています。

DR1000C-HSK(Hardware Safety Kit)では、故障モード影響診断解析(FMEDA)、セーフティマニュアル、セーフティケースレポート及びISO 26262関連のドキュメントをご提供し、車両制御マイコンの機能安全性解析と認証取得の期間を短縮できます。またDR1000CはISO 9001品質マネジメントシステムに基づいて開発されており、厳しい車載品質へも対応しております。

 

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